任意売却を依頼 するべき人の特徴5つ

任意売却とは、住宅ローンの返済に行き詰った人が、債権者の同意を得て不動産を売却する方法です。しかし、債権者の同意は簡単に得られるものではなく、誰もが認められるわけではありません。この記事では、 任意売却を依頼 するべき人の特徴5つについて解説をします。

1.住宅ローンを滞納している

第1の特徴は、現在「住宅ローンを滞納している」ということです。住宅ローンの滞納期間が3か月ほどになると、分割払いで毎月返済する「期限の利益」を失ってしまいます。そうなると金融機関から一括返済を求められますが、滞納しているくらいですから、当然一括で支払うことなどできません。

住宅ローンの返済が困難になってきた場合は、金融機関からの督促などを放置せず、早めに住宅ローンを組んだ金融機関や住宅ローン問題の専門家へ相談することが必要です。そのままにしていると、ますます金融機関から信用を無くし任意売却への同意は得られにくくなります。

2.競売にかけられる可能性が高い

第2の特徴は、「競売にかけられる可能性が高い」という点です。住宅ローンの返済を債務者が何か月もしなくなると、債権者は「競売」などの法的手段に着手して債権回収に動き出します。競売とは、債務者の財産を差し押さえて強制的に処分し、売却代金の中から債権を回収する手続きのことです。裁判所から競売開始通知書が届いたら、差し押さえの効力が生じ競売の手続きが進んでいきます。

競売になると価格を自由に設定できないため、売却価格が安くなることが多いようです。引っ越し代なども出ないため、退去する際の費用にも事欠くようになってしまいます。最大のデメリットは残債が大きく残ってしまうという点です。安値で売却される可能性が高いため、住宅ローンの残債がかなり残ってしまいます。

3.住宅ローンの残債が多い

第3の特徴は、「住宅ローンの残債が多い」ということです。住宅ローンの残債が少ない場合は、何とか少しずつでも払っていける可能性があるでしょう。しかし、住宅ローンの残債があまりにも多すぎると、返済することはかなり厳しい状況となります。

任意売却をしても、ローンが残ってしまうことは少なくありませんが、金融機関が債務者の支払い能力などを考慮して、無理なく返済できるプランを提案してくれることもなきにしもあらずです。住宅ローンの残債を大きく減らしたい人は、任意売却を検討することをおすすめします。

4.今後も払える見通しが立たない

第4の特徴は、「今後も払える見通しが立たない」という点です。「病気になった」「リストラにあった」「事業に失敗して他にも多額の借金がある」など、返済して行ける見通しが立たない人は、任意売却を早めに依頼した方がよいでしょう。

ますます経済的に困窮して税金まで滞納するようになると、物件が差し押えされる事態になりますが、そうなってしまうと任意売却はできません。今後も払える見通しが明確に立たない場合は、売却活動時間が十分にあるうちに任意売却に動き出すことをおすすめします。事前に共有者や連帯保証人の同意を得ておくようにしてください。

5.物件に市場価値がある

第5の特徴は、「物件に市場価値がある」ということです。不動産は、「立地条件が良い」「建物の内外が傷んでいない」など、好条件があると早い時期に高値で売却できるようになります。

反対に、「地方の辺鄙な場所にある」「建物の劣化が目立つ」など、不動産に商品としての魅力が損なわれている場合は、安値にしてもなかなか売却が成立しません。したがって、街中にあり、建物の劣化がそれほどない物件の場合は高値で売却できる可能性があるため、任意売却の方向で自宅を処分しましょう。交渉次第では、思わぬ高値で売却できる場合もあります。

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まとめ

「任意売却を依頼するべき人の特徴5つ」をピックアップして、それぞれ解説をしていきました。

自宅を手放すことは辛い経験と言えますが、住宅ローンという重しを精算することで、今後の人生がスッキリと開ける場合もあります。できれば競売はなるべく避けたいものです。任意売却で少しでも高く売却して、今後の人生の道を新しく歩いていきましょう。

不動産の専​​門家

Ogawa.san

現役で不動産会社を経営しています。不動産の任意売却における長年のノウハウを持っています。住宅ローン滞納の悩みがある場合は悩まずにお問い合わせください!任意売却を重点に、ブログを運営しています。