任意売却の体験談:競売開始決定通知書が届く

私は兵庫県川西市在住であり、家族4人で新築のマンションに住んでいたOという者です。
年齢は私が35歳、妻が32歳、長女が8歳、次女が6歳の構成です。
数年前に川西市で新築のマンションを購入したのですが、住宅ローンが払えなくなり、最終的には競売に出されてしまいました。
現在は同市にある妻の実家に住んでいます。この記事では、競売を経験した私の体験談を話していきますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

なぜ、住宅ローンが払えなくなったのか

私は、とあるベンチャー企業に勤めており、将来も安泰なはずでした。現に住宅ローンの審査も楽々通ったのです。
給与も良く年収は600万円ほどと同年代の中では、それなりに稼げている方ではないでしょうか。
しかし、ある日突然会社が倒産してしまいました…私は突然無職になってしまったのです…

 

住宅ローンを3ヶ月、滞納してしまう

無職になってから就職活動をしても、以前の会社と同額の年収を求めると、不採用の日々が続きました。
結果として私は妥協して再就職し、年収が500万円になりました。妻はパートをしており、年収は100万円ほどです。
所得が100万円少なくなった計算になります。

住宅ローンを年間で100万円ほど支払っていたので、住宅ローン分の収入が無くなってしまったのです。
貯蓄もあまりなく、今の貯蓄分を住宅ローンに回したとしても、何十年も支払い続けるのは困難だということも分かっていました。
結局、住宅ローンが払えなくなり、3ヶ月分を滞納してしまったのです。

 

裁判所から「競売開始決定通知」が届く

3ヶ月滞納した後に裁判所から「競売開始決定通知書」が自宅に届きました。
その間、銀行からの「督促状・催促書」を無視していたので、なんとなく内容の予想はつきました。
競売開始決定通知書を読むと、3か月後には競売が始まると記載されていたのです。

 

競売って一体何?

競売についてあまり詳しく知らなかったので、銀行に問い合わせて見たり、自分で調べたりしてみました。
競売とは残っている債務が返済できる見通しがない、と債権者(金融機関)に判断されると、債権者は担保となっている債務者の自宅を強制的に売却します。

つまり、住宅ローンの回収が見込めない人の家を強制売却することを競売というのです。
競売にかけられる時期は、滞納後3~6ヶ月が目安みたいです。債権者が裁判所に申し立てることにより、競売の開始決定となります。
競売開始が決定されると、債務者にも裁判所から通知が届きます。実際の開札日までは、通知が届いて更に3~6ヶ月後と調べて分かりました。
競売は新聞やネット上に掲載されるため、周囲にも金銭事情がバレてしまいます。

住宅ローン返済に困ったら…競売にかかる前に任意売却は?

 

結果として競売により自宅を失うことに…

「競売開始決定通知書」が届き3ヶ月後に競売が開始され、自宅を失うことになりました。
その期間、私は何もできませんでした。他に方法がないと感じたからですが、我ながら情けないです。
引っ越し時期も裁判所に強制的に決められ、同市の妻の実家に住むことになったのです。引っ越し代などは妻の親に出してもらいました。
妻の実家に行った日、妻の両親の目は決して温かい目ではありませんでした。むしろ冷たい目だったのを今でも覚えています。
娘2人も子供ながら事情はなんとなく理解しているようで、悲しそうな顔をしていました。友達と離れ離れにもなりますし当然でしょう。
今も住み心地は、私にとってあまり良くないです…

 

競売ではなく任意売却をしていたら…

最近、住宅ローンが払えなくなったとき住宅ローン以外に「任意売却」という方法があることを知りました。競売と違って、自分の意思で売却する方法のようです。
任意売却をすると周囲に事情は知られないうえに、同じ家に賃貸と言う形で住み続けることもできたみたいなのです。

数年後に再度買い取ることも可能だということが分かりました。娘たちも新しい学校に馴染む必要はなかったのでしょう。「任意売却」をしていたら…と後悔するようになりました。
仮に同じような境遇の方が居た場合は、競売ではなく任意売却することをおすすめします。

もう2度と私のような人を出さないためにも。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

不動産の専​​門家

Ogawa.san

現役で不動産会社を経営しています。不動産の任意売却における長年のノウハウを持っています。住宅ローン滞納の悩みがある場合は悩まずにお問い合わせください!任意売却を重点に、ブログを運営しています。