任意売却の体験談:大阪市在住Aさんのケース

 

大阪市在住:Aさん

家族構成:Aさん(相談者)、妻、子供1(中学生)、子供2(小学生)、親1

一軒家:築10年、3F

住宅ローン:残債務2,800万円(ローン月/12万円)


ちょうど下の子が生まれた頃にこの家を建てたので、築10年といったところでしょうか。3年ほど前から勤めていた会社の業績が悪化し、希望退職者を募るようになったのです。

私は毎月の家のローンで12万円を支払う必要があったので、希望退職者の中には入るつもりはなく、「これから大変そうだな…」と思いつつ、業務に追われる日々を過ごしていました。

まだその頃は、どこか他人事のように自分の置かれた状況を感じていたのでしょう。程なくしてボーナスがそれまでの半分にカットされ、残業時間の見直しが始まりました。

繁忙期などは深夜まで会社で仕事をすることも珍しくなかったのですが、その分、残業手当ももらえたので、家のローンを払いながらも、時には同僚や部下と一杯…ということもできたほどです。

残業時間が見直されてからは、定時であがることが大半となり、当然、残業手当が減った分、給料も少なくなりました。かといって、仕事が定時内に終わるのか?というと、決してそんなことはなく、残った分の仕事を家に持ち帰ることで、なんとか帳尻を合わせざるを得ないため、かえって忙しくなった印象です。

 

住宅ローンの返済が厳しくなり、カードローンで借金を…

給料が減ったからといって、住宅ローンの返済を待ってもらえるわけではありません。しかもそのタイミングで親の介護が始まり、妻はパートを辞め、収入が激減しました。生活費をカードローンで穴埋めするようになり、その後は住宅ローンに困った状態、つまり、滞納です。

 

銀行から競売の通知

住宅ローンの滞納が3ヶ月を超えたあたりでしょうか、銀行から競売の通知が届きました。なんとか有給を取って銀行で相談したところ、任意売却をしてみては?との提案。競売回避の手段として用いられているとのことでした。

ネットで調べたところ、任意売却であれば、競売よりも高く売れる可能性があること。リースバックが認められれば、そのまま家に住み続けることもできることがわかりました。

リースバックとは、任意売却で家を売った相手から、家賃を払って借りる方法です。親の介護を踏まえると、この方法がベストなのではないかと思いました。

 

任意売却専門の不動産会社

任意売却についてネットで調べているうちに、任意売却専門の不動産会社のサイトを見つけました。まずは話だけでも聞いてもらおうとコンタクトを取ったのが始まりです。担当者には以下のことを伝えました。

 

・住宅ローンに困った

・競売回避の方法として任意売却を選びたい

・リースバックで今の家に住み続けたい

 

任意売却手続きの開始

任意売却専門の不動産会社の担当者の話によると、競売の入札が完了する前に任意売却を成立させる必要があるとのことでした。もちろんすぐに任意売却手続きをしてもらうことをお願いしたのは言うまでもありません。

そこからは時間との戦いでした。といっても、私は特に何かをしたわけではなく、担当者が動いてくれただけなのですが。

 

任意売却の成立⇒リースバックへ

任意売却の相談をしてから2ヶ月から3ヶ月ほど経った頃、任意売却が成立し、リースバックも認められることが決まりました。おかげで引っ越しすることもなく、そのまま住み続けられることに。

任意売却で住宅ローンが全額返済できたわけではありませんが、残債の返済についても、無理のないレベルで交渉していただけたので、結果的に良かったのかなと。

すべての問題が解決したとは言い切れないのですが、お金のことしか考えられなかった時期は脱したと思います。本当に感謝しかありません。

会社や近所の方にも任意売却が知られなかったのもありがたいです。少しずつではありますが、気持ちも前向きになってきたようにも思います。

もし私のように、住宅ローンに困った方であれば、任意売却という競売回避の選択肢を知っていただきたいです。もちろん任意売却専門の不動産会社のことも。

 

競売にかけられることのデメリットと任意売却のメリットについて参考になる記事です。

住宅ローン返済に困ったら…競売にかかる前に任意売却は?

 

 

 

不動産の専​​門家

Ogawa.san

現役で不動産会社を経営しています。不動産の任意売却における長年のノウハウを持っています。住宅ローン滞納の悩みがある場合は悩まずにお問い合わせください!任意売却を重点に、ブログを運営しています。