任意売却の体験談: 住宅ローン 払えなくなりました

私は兵庫県伊丹市在住であり、夫婦2人で一戸建てのマイホームに住んでいたOという者です。年齢は私と妻も32歳で、子はいません。
5年前に新築を4,000万円ほどで購入し、頭金で500万円を支払い、残りの3,500万円ほどを住宅ローンで返済する契約を結びました。
35年のローンで契約したので、単純計算で3,500万円÷35年=*1,000万円(一年に支払う金額)です。*元金
金利を含むと月に110,000円ほどを住宅ローンの返済に充てなければなりません。

妻は専業主婦であり、収入は私だけで稼いでいました。月にある程度の収入はあったのですが、不景気の影響からか給与が大幅に下げられてしまいました…
結果として住宅ローンを払えない状態に陥ってしまったのです。

 

競売か任意売却か

2回連続で住宅ローンの滞納をしてしまったときに、このままでは支払えないと思った私は、妻の了承を得て債権者(金融機関)に電話をしました。
債権者(金融機関)は「このままだと競売にかけられてしまう、それだったら任意売却を検討してほしい」との旨を伝えてきたのです。
私は「競売」と「任意売却」について具体的に調べて見ることにしました。

 

競売とは

競売とは、債務者が債務を返済できないと債権者(金融機関)が確信したときに、債務者の自宅を強制的に売却することだと分かりました。
債権者(金融機関)が裁判所に申し立てて3~6か月後には競売が開始されるそうです。

 

任意売却とは

任意売却とは、債務者が債務を返済できないときに、債務者自身の意思で売却することだそうです。
任意売却は競売開始決定通知(※1)と同時で始まることが多く、3~6か月後の競売が始まるまでに買い手が見つからなければ、結局は競売にかけられてしまうとのことでした。
※1 債権者が裁判所に競売の申し立てをおこなうこと。住宅ローン滞納後3~6ヶ月の間に実行されることが多い。

 

私は任意売却を選ぶことに

調べた上で、私は任意売却を選択することにしたのです。
なぜなら、任意売却には

  • 競売よりも高く売却できる(残債務を一気に減らせる)
  • 誰にも知られずに売却することが可能
  • 売却が決まった際、契約日や明け渡し日を自分で決められる

といったメリットがあったからです。
本来は売却と同時に住宅ローン全額を返済しないと抵当権は解除されません。
しかし任意売却だと、残債務が残っていても抵当権が抹消されます。こういった部分も、私が任意売却を選んだ理由の一つです。

任意売却誤解されやすい部分と業者選びの3つのポイント

 

任意売却には不動産業者の知識と専門性が不可欠

任意売却には知識と専門性が不可欠だということで、私はすぐさま任意売却に強い不動産業者へ相談したのです。
不動産会社が債権者(金融機関)と売却金額や大量の書類の手続きをしてくれたので大変助かりました。
同時期に裁判所から「競売開始決定通知」が自宅に届き、3か月後に競売が開始されるとのことでした。
ですので、3ヶ月以内に自宅を売却しないといけないのです。

 

競売が始まるまでに任意売却をすることに成功

結果として競売が開始する約1ヶ月前に任意売却することを成功させました。
不動産会社は任意売却で得た金額のうち、仲介手数料などの諸費用や私たちの引っ越し代を債権者(金融機関)と交渉し、差し引いてくださいました。
私たちは全くお金を支出することなく、任意売却を成功させることができたのです。
不動産会社には本当に頭があがりません。任意売却の知識がない不動産会社に依頼していたらと思うと、ゾッとする気分です。

 

任意売却は専門の知識を持つ不動産会社(仲介業者)を選ぼう!

現在、私たち夫婦は伊丹市の月の家賃が5万円ほどのマンションに住んでいます。景気も上向きになってきて私の給与も上がりつつあります。
妻もパートで働くようになり、資金にも余裕が出てきました。残った残債務も数百万で現在も毎月2万円の住宅ローンを支払っていますが、負担は苦しくありません。

任意売却は「最後の処分」ではなく「新たな生活の節目」です。このことを理解している不動産業者は、そう多くありません。
任意売却は、依頼する不動産業者が明暗を分けると言っても過言ではないでしょう。もし、あなたが任意売却を検討したときは、必ず信頼できる不動産業者に依頼してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

不動産の専​​門家

Ogawa.san

現役で不動産会社を経営しています。不動産の任意売却における長年のノウハウを持っています。住宅ローン滞納の悩みがある場合は悩まずにお問い合わせください!任意売却を重点に、ブログを運営しています。